目次


会員制リゾート「みやび倶楽部」と「みやびの里」
1:事業主体の㈱日本ハウスHDG
 1-1国産ヒノキを材料とする注文住宅の建設業者
 1-2 2002年の危機を切り抜けた3代目社長の成田和幸
 1-3 ホテル・リゾーツ事業の原点 原敬ゆかりの介寿荘
 1-4 地ビール「銀河高原」事業から撤退
 1-5 東京圏のリゾートに照準

2:森の風シリーズ、四季の館シリーズ
 2-1 みやび倶楽部会員の利用可能施設
 2-2 「みやびの里」
 2-3 立地の選定と会員募集

現場のこころ
3:総支配人岩渕真治とこの施設の特徴
 3-1 「理想に満ち満ちた空間」を提供したい
 3-2 原敬の「介寿荘」への想い 

基本のコンセプト
4:Aubergeと「和心オーベルジュ」
 4-1 「和心オーベルジュ」
 4-2*ご参考 Auberge 用語の吟味

5:成田会長のさらなる工夫
 5-1 あえて武家屋敷風
 5-2 解放感と使いやすさ

料理自慢
6:佐々木総料理長との料理談義
 6-1 COVID-19が収束したらぜひもう一度
 6-2 彩りと地元の旬の食材を重視
 6-3 伝統に今の時代を取り入れて創作
 6-4 ときには和洋の垣根を越えて創作
 6-5 好き嫌いとアレルギー
 6-6 お膳出しは不本意
 6-7 料理長の佐々木勝也のキャリア

7:大平シェフからのメッセージ
 7-1 コロナで十分なサービスができないのは残念だが
 7-2 料理の特徴は多種「地元の食材」にこだわり
 7-3 那須高原の地産地消から
 7-4 大平のキャリア

地場産業に挑戦
8:松木フルーツ部長のコメント
 8-1 観光フルーツ農園だが本格的生産拠点をめざす
 8-2 夏いちごに挑戦
 8-3 近隣の「名門」二期倶楽部 終焉と再開
 8-4 松木部長のキャリアと農園に賭ける「Ferme-auberge」の夢
 8-5 追記 筆者のささやかな経験


みやび倶楽部の概要
1:所有からの解放と会員優先
 1-1 会員優先の運営
 1-2 身軽な感じの会員制
 1-3 リゾマン 別荘の所有重圧を回避

2:みやびの里 会員のメリット
 2-1 会員の特典
 2-2 利用料金の体系


那須町とその周辺 「那須」のいみ
1:新幹線の新駅名をめぐる利害
 1-1 地名問答
 1-2 紛らわしい駅名が市のなまえに
 1-3 黒磯駅までがJR宇都宮線

2:自動車道ICで挽回
 2-1 自動車道のICと那須町
 2-2 温泉と奥州街道
 2-3 あらためて那須町とは

3:那須の語源は地名 地名が国名になって氏名になった
 3-1 「なか川の洲」説
 3-2 那須氏のこと
 3-3 蘆野氏のこと
 3-4 芦野宿の保存


那須高原の「大正ロマン」嗜好
1:キャンペーン「大正ロマン」
 1-1 そもそも大正ロマンとは
 1-2 「みやびの里」の大正ロマン

2:明治維新前夜の那須郡 旧石高帳から
 2-1 「みやびの里」敷地の江戸末期支配者
 2-2 那須野が原の那須疎水
 2-3 *資料 栃木県の行政区域・那須郡の合併の足跡
 2-4 資料 旧高旧領石高帳から現・那須町に属する旧石高一覧

3:那須野が原に農業革命を
 3-1 未開拓の山林原野・那須野が原に注目
 3-2 資料 話題1泰西(ヨーロッパ)流「大農論」をめぐる井上vs品川
 3-3 資料 話題2那須野が原の華族農場
 3-4 伝統的な農村と異なる近代的な農場景観
 3-5 華族農場の帰結
 3-6 資料 4つに分類した16の華族農場
 3-7 農場経営に成功した青木周三の背景
 3-9: 青木周三略歴

大正帝と華族の寄与
4:那須と大正趣味
 4-1 華族牧場の別荘と塩原御用邸
 4-2 詰め込みから健康第一
 4-3 建築土木・地域開発の三島通庸
 4-4 品川弥二郎も那須と大正の接点に寄与
 4-5 田母沢・塩原・那須
 4-6 ドイツ好み

5:華族牧場への現代的評価 日本遺産(Japan Heritage)の認定理由
 5-1 荒野の開拓に挑んだ貴族
 5-2 「人の住めない荒野」は避暑地として使えるようにした功績
 5-3 資料 旧那須郡の石高の少ない順に村名を表示
 5-4 話題 1927年前後の「近光荘」開発 リゾート那須高原のはじまり


【免責】本サイトの記載内容は本協会の公式見解ではありません。大谷と今泉が現地調査したものを、主に大谷が「よみもの」として文章化いたしました。なお、お もには2020年11月に調査したものですが、コロナ感染拡大などの影響で、作業が進まず、2022年1月に公開しました。
  
【謝辞】那須町歴史探訪館の学芸員先生方には、いろいろとお話をお伺いいたしました。