目次
長期滞在して大樹齢杉と対話
1:【塩原温泉に7泊滞在の提案】【樹齢1500年の杉と対話】
かっては有数の宴会団体客の集客地であった塩原温泉になぜ7泊もするかといえば、たとえば樹齢1500年の杉と7日間毎朝対話する目的があるからだと……。
宇都宮侯も13日間滞在
2:【宇都宮の殿様の塩原13日滞在】【食事の工夫で悩む料理長】
天保年間、飢饉の折、塩原温泉に活を入れるべく宇都宮藩の戸田の殿さまが13日滞在した。ただこれを真似て滞在するには食事が問題。
ニューヨークのHunter Mt.と塩原のハンタマ
3:【ニューヨークのHunter Mt.と塩原のハンタマ】【このホテルからはハンタマには毎日送迎】
20年前にブームだったスキーを余裕をもってやってみよう。近くに興味深いスキー場がある。
奥州街道からのアクセス
4:【奥州街道からのアクセス】【会津西街道から塩原に 人のゆく裏に……】
塩原温泉にあえてクルマや新幹線に乗らずに裏から行くと、開通に苦節80年を要した鉄道があった。
不毛な扇状地と開発
5:【水なく住人まばらで耕作不適な大扇状地】【欧州をベンチマークに貴臣賢人による大開発】
かっては貧しかった那須が、豊かだった塩原温泉を抜いた発想の原点は「国際化」。
貴人別荘と宴会団体客
6:【交通網充実、貴人の別荘・文人墨客の往来、進む都市化】【塩原温泉に団体宴会客が頻繁に到来】
大正から90年バブルまでの80年間、塩原温泉は宴会目的の団体客に恵まれた。
高速道・新幹線と新滞在客
7:【高速道路に新幹線 那須に開発が進み観光地化】【後退する団体宴会客 滞在客に期待】
商品のライフサイクルでいうと宴会団体客は後退期。滞在客にはかえってふさわしい状況がうまれた……。
那須塩原ホテル設計者との会話
8:【あのときこのホテルを】
塩原もの語り館蔵:塩原温泉の明治維新以降の栄枯盛衰 明治後期から大正期に急成長した。